元フォーリーブスメンバーの永田英二(58)が13日、アルバム「58-フィフティ

 エイト-」発売記念ライブを東京・渋谷duoで600人のファンを集めて開いた。

 「JUST

 CONTROL」「ENDLESSLY」「あこがれ」など、アンコールを含め14曲を熱唱した。

 現在プロデューサー兼ロック歌手の永田にとっては37年ぶりのアルバム発売で、ワンマンライブは75年12月の名古屋・御園座のクリスマスライブ以来38年3カ月ぶりで、トークにも熱がこもった。

 「裏方のプロデューサーとして、あれこれ言って来たけど、今回はストレートに表に出てやる。ジョー山中、安岡力也、フォーリーブスのコーちゃん(北公次)にター坊(青山孝)、柳ジョージ。同じ時代を戦ってきた、彼らが今はいない。その火を消さないために徹底的にやる。このアルバムは自信作。歌いやすいビートルズのメロディーで、乗りのいいローリング・ストーンズのグルーブ感がでています」

 この日はミュージシャン仲間のゴダイゴのミッキー吉野(62)が駆けつける予定だったが、8日に大阪市内で交通事故に遭い左膝骨折で全治8週間の重傷を負って、19日に横浜市内で手術を受けることが判明。ミッキーからは「今日は、ぜひ行きたかったんだけど行けなくなって申し訳ない。僕も元気になって頑張るんで、永ちゃんも頑張ってください」とメッセージが寄せられ、ステージの合間に電話も入った。

 アンコールの「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」では、ゴダイゴのギタリスト浅野孝已(62)が登場してセッションに参加した。永田は「ミッキーとは40年を超える付き合いですからね。大変だけど、キーボードだから基本の手が無事でよかった。また、必ず一緒にセッションしたい」と話した。