映画「ジャンゴ

 繋がれざる者」(12)の女優ダニエル・ワッツが、現地時間11日に白人の恋人ブライアン・ジェームズ・ルーカスさんとキスをしていたことで、警察に手錠をかけられたと主張している。

 ダニエルとブライアンさんはカリフォルニア州スタジオ・シティにて、車の中でいちゃいちゃしていたところを警察に声をかけられたとゴシップサイト「TMZ」は伝えている。同サイトはその時に録音された会話を公開しており、警察は誰かが通報したことでかけつけたと話し、身分証明書の提示を要求した。しかし、ダニエルは何も違法なことはしていないとして、身分証明書を見せるのを拒んだのである。そのため、ダニエルは手錠をかけられることになった。ダニエルは警察に自分が黒人で、恋人が白人だから手錠をかけたのだと主張し、人種差別だと泣いていた。

 ダニエルはその日自身のフェイスブックに警察官2人に手錠をかけられたことを明かし、「私よりも警察官や政府がパワーがあるっていうことはないわ。私たちはみんな平等よ。私はいつも自由よ。だって、それが私の魂だから」とつづっていた。

 警察側は現地時間14日に今回の出来事について報告書を公開。警察は「市民が911番のオペレーターに男性と女性がシルバーのベンツのドアを開けて、わいせつな露出をしていると通報しました」と表明しており、事件ではなかったと報告している。【ハリウッドニュース編集部】