ももいろクローバーZが25日、さいたまスーパーアリーナで恒例のクリスマス公演「ももいろクリスマス2014

 さいたまスーパーアリーナ大会~Shining

 Snow

 Story~」を行った。2万7000人のファンの前で見せた最大の見せ場は、大のモノノフ(ももクロのファン)として知られる大リーグ・ヤンキースの田中将大投手(26)との初共演だった。

 コンサート中盤、田中の登板時に流れる楽曲「My

 Dear

 Fellow」が流れると、ユニホーム姿の田中がステージに姿を現した。手には、ももクロカラーのグローブと硬式ボール。すると、百田夏菜子(20)がバットを持って立ち向かい、なんと曲の途中にもかかわらず野球勝負が始まった。第2球、胸元をえぐる直球に、百田が詰め寄る一幕も。結局、最後は田中が空振り三振に仕留め、ガッツポーズを見せた。

 田中が楽天時代、ももクロが始球式に訪れたことはあったが、コンサートで同じステージに立つのは初めて。玉井詩織(19)は「生で投球を見られるなんて感動するよね」と、田中に熱視線を送っていた。興奮冷めやらぬ客席に、田中は「メリークリスマス」と呼び掛けた。しかし、メンバーから「そうじゃないでしょ!」と突っ込まれ、「メリークリス『マー君』!」とおやじギャグを言わされ?

 ステージを去っていった。