俳優野々村真(50)の長女で子役の香音(13)が10日、東京・新宿バルト9で行われた映画「オズ

 めざせ!エメラルドの国へ」の公開初日あいさつに出席した。

 日本語吹き替え版で、声優に初挑戦。お菓子の町の裁判所で働く、キャンディーの速記者を演じた。この日は人生初の舞台あいさつで、「すごく緊張しています」と苦笑い。「初めての声優さんのお仕事だったので、どうやって演じていか難しかったですけど、すごく楽しかったです」と明かした。自宅で7~8回、英語版の映画を見て「自主練」したが、父野々村真の前では練習しなかったという。「お父さんからは特にアドバイスもなくて、『頑張ってね、見ているからね』としか言われませんでした。弟と一緒に見ていました」と明かした。

 昨年ディズニー映画「アナと雪の女王」でハンス王子の声を演じ、この日同席した声優津田英佑(44)からは「まっすぐで、本当にアメのような透明感。アメのようなまんまるさの漢字がしますよね。見た目もかわいじゃないですか。すごいすてきでした」と絶賛されていた。

 好きな登場キャラクターを聞かれると、邪悪な西の魔女の弟の道化師ジェスターだと答えた。理由について「お父さんに似ているんです。おっちょこちょいだったりするところが、好きなんです。今度映画を一緒に見る時に似ていることを伝えます。いつも明るくて、いっぱいたくさん遊んでくれるお父さんです」と話した。