映画「はやぶさ

 遥かなる帰還」(滝本智行監督、2月11日公開)の完成披露試写会が19日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われ、レッドカーペットイベントが開催された。主演の俳優渡辺謙(52)が、映画音楽全編を初めて担当した盲目のピアニスト辻井伸行氏(23)と腕を組んで登場。江口洋介、夏川結衣、小沢征悦、中村ゆり、藤竜也の各出演者とともに、劇場内に敷き詰めたレッドカーペットを歩き、観客からの求めに応じ、気さくにサインに応じた。

 渡辺はフォトセッションの際に、後ろで見守る観客を振り返り、「みなさんも手を振ってください」と繰り返して呼びかけた。終了後は「ありがとうございました」と大きな声で感謝するなど、主演兼プロジェクトマネジャーとして関わる今作品への気持ちの強さをにじませた。この日は劇場の全12スクリーン(合計収容人数2500人)を、「はやぶさ

 遥かなる帰還」がジャックした。