バツイチ経験がある異色モデルで歌手阪井あゆみ(27)が、22日スタートのテレビ朝日ドラマ「同窓会」(木曜午後9時)の主題歌を歌うことが1日、分かった。秋元康作詞、坂詰美紗子作曲の「ex-lover」(5月12日発売)で、元恋人の意味。ポップな旋律に元恋人を思う気持ちの楽曲で、同窓会で30年ぶりに再会した男女が再び恋に落ちるドラマの展開にもマッチしている。

 楽曲では、前大統領(ex-president)や前妻(ex-wife)の表現をふまえ、元恋人を「ex-lover」と表現。秋元氏は「元彼とか元彼女というのは未練たらしく後ろ向きなイメージがあるが、ex-loverには過去を大切に思った上で前向きに生きる強さがある。別れた恋人も今の自分にたどりつく道しるべだったという思いを込めてこの歌詞を書いた」と振り返る。

 阪井は06年に一般の男性と結婚したが、結婚後にCanCam専属モデルとなり環境が一変。すれ違いが重なり2年弱の結婚生活にピリオドを打った。阪井にとっても、新曲は身近なテーマ?

 のようで「私にもex-loverはたくさんいます(笑い)。私の場合はex-husbandになっちゃうのかな。その分、人生経験は豊富なので心を込めて歌っていけたらと思っています」。阪井はデビューから5作連続でドラマ、CMなどのテーマ曲を歌っており「感謝の一言。豪華俳優陣の方々の名に恥じぬよう、死ぬ気で頑張るだけ」と気合を入れた。

 [2010年4月2日8時31分

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