堂本光一(32)が座長を務める舞台「Endless

 SHOCK」が来年、4カ月連続公演を行うことが16日、分かった。福岡・博多座で来年1月7~31日まで、東京・帝国劇場で2月8日~4月30日まで、計139公演を上演する。

 同舞台は00年初演で、毎年、帝国劇場で上演されてきた。東日本大震災が起きた3月11日は公演中だったが、余震などから同31日までの28公演をすべて中止した。製作の東宝は「例年通りの日程だとチケット入手が大変で、今回来られなかった方に申し訳がない」として、例年よりも1カ月公演数を拡大。同所で3カ月連続公演を行う。

 今回、同舞台は初めて地方に進出する。大規模かつ複雑な舞台装置を使用するため、帝劇以外の劇場では開催が不可能だった。地方劇場から「ぜひ上演してほしい」とのオファーが数年前から多数あったが、「9割は帝劇と同じ内容のものができる」と見込まれた博多座に決定した。

 同劇場はフライング用に天井に穴をあけるなど、同舞台のために数千万円規模の改装工事が行われる。堂本は「帝劇のミニ版じゃつまらない。もちろん、階段落ちやフライングなど、これがないとダメと思われるシーンはそのままに、博多でしか見られない演出にしたい」と話した。

 大劇場で舞台が4カ月連続で行われるのは、84年に故森繁久弥さんが「屋根の上のバイオリン弾き」を名古屋・中日劇場と帝劇で行って以来となる。