サザンオールスターズの桑田佳祐(57)原由子(56)夫妻の長男桑田祐宜(ゆうき=27)がメジャーデビューを目指し、音楽活動を本格化させていたことが7日、分かった。今日8日発売の「女性セブン」が報じている。インディーズの4人組ロックバンド「READ

 ALOUD(リード・アラウド)」でボーカル兼ギターを担当。昨年11月にミニアルバムを発売、現在は全国のライブハウスを回っている。この日も都内でイベントライブに出演した。

 祐宜がボーカルとギターを担当する「READ

 ALOUD」はこの日、東京・渋谷のライブハウスで行われたイベントライブに出演した。6組のバンドが出演する中、4番目に登場。「こんばんは、READ

 ALOUDです」。祐宜があいさつすると、歓声が湧き起こり、そのままロック色の強い曲を次々と披露した。声量を感じる歌声はパワフルで、時折シャウトするなどエネルギッシュなパフォーマンスが印象的だ。出番を終えると、大きな拍手と歓声を浴びた。

 祐宜は、レギュラー出演するインターFMの番組ホームページによると、幼少のころから音楽に親しんできたという。小学生時代に洋楽に衝撃を受け、その後はハードロックなども熱心に聴く10代を過ごした。高校時代にはバンド活動も行い、CDも自主制作。ビートルズやエリック・クラプトンをカバーするバンドに在籍した時期もあった。大学卒業と同時にメジャーデビューするのではという報道もあった。

 「READ

 ALOUD」とは「朗読」「読み上げ」などの意味があり、昨年夏から本格的に活動を始めた。祐宜は父親と同様に作詞と作曲を手掛けている。メジャーデビューを目指すインディーズバンドとして昨年11月に初ミニアルバム「A(エース)」を発売。今年6月にもミニアルバム「無花果」を発売した。現在は、全国のライブハウスを回るなど精力的な活動を続けている。

 祐宜は、今年3月から単独でインターFMでレギュラー番組を持つなど、活動の幅も広げている。バンドの評価は、音楽ファンの間でも高く、楽曲の質や歌唱力、演奏力を高く評価する声も上がっている。