歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が22日夜、ブログを更新し、乳がんで闘病中の妻小林麻央(34)の病室で、妻が薬を飲み込めなくなっているため、薬を砕いたこと、妻のために作ってきた鶏肉野菜スープを温めたことを報告した。

 海老蔵は薬を砕いたことについて説明した。

 「薬をくだく 飲み込めないらしく、粉々に た、たいへんだ、う、腕が」

 すり鉢で砕いた薬の写真をアップした後、温めたスープの写真をアップした。

 「そして、できた! とり野菜スープ そ、そっちかーーい にひ」

 海老蔵はこの日午前、東京・歌舞伎座で上演中の團菊祭五月大歌舞伎に出演する前のブログで妻にスープを作ったことをつづった。

 「鶏肉すこし入れて作ろうかなぁ~と思考中。鶏肉を入れてアク抜きしてからいつもの野菜を入れて鶏肉野菜スープにして、まおにと考えてます。野菜スープ食べてくれてるので、すこし痩せたと気にしていたので、タンパク質も少し溶かして届けばいいなぁ~と思ってます。さぁうまく行くかしら…そこが不安だ」

 海老蔵は、小林が前日21日のブログで「今朝は、着替えるときに、裸で鏡の前に立ってみると、私が恐れていた姿に近い身体が写っていて、一瞬衝撃を受けたあと、泣いてしまいました」と吐露したことを受け、タンパク質の補給のために鶏肉を入れたとつづった。17日朝にも、小林の元に野菜スープを届けており、小林はブログで「主人が味が薄い!美味しくはない!と言っていたスープが、私には、ぴったりな加減の美味しいクタクタのスープでした」とつづっていた。

 海老蔵は、病室に向かう際のブログで「マオのところへ向かいまーす まおのところへいくと私はお笑い担当なんす笑笑よ笑笑」(コメントは全て原文のまま)と、妻を笑わせ、元気づけていることを示唆した。