【ヤマコウの時は来た!】
抜群の仕上がりに思えたのが渡辺一成。特選10Rは終始、余裕のレース運びだった。8割の力で自転車に乗っているような脱力感。スタート台からガチガチで、号砲が鳴る前に飛び出し、ロックしてS取りに失敗した大庭正紀も少し参考にしてはどうだろうか。
さて、初日の服部佳代子さんは、1着インタビューからの帰り道、ホームからバックを横切ってくるのだが、観客の目を意識して、いい女オーラを出しているのが印象に残った。
優秀の注目選手は山田英明。初日のインタビューから「強気に、強気に」という言葉がとても印象に残った。真意を聞いてみると、「自力を出すにしてもインで粘るにしても、強気に攻める競走を」ということらしい。その言葉通り、まさしく強気なレース運びであった。
最終ホーム8番手から仕掛けた。ゴール前で大塚健一郎に差されはしたが、脇本雄太をタイヤ差とらえての2着なら上々だろう。優秀は服部克久が志願の前回り。脇本相手に玉砕覚悟の自力だろう。後ろが大塚というのもプラス材料になる。普段、大塚と連係する時は大塚の気持ちが伝わり過ぎて空回りしてしまうことが多いという。特選で、その気持ちに応えることができたのは大きい。
渡辺や池田勇人、そして脇本らをはねのけて、美女の待つ1着インタビューに向かうのは、山田とみた。(日刊スポーツ評論家)





















