マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)がホームでロストフ(ロシア)を1-0で下し、2戦合計2-1で準々決勝に進出した。この試合でマンチェスターUのアルゼンチン代表DFマルコス・ロホ(26)がプレー中にバナナを食べる“珍事”があった。

 後半25分過ぎに、モウリーニョ監督がベンチ前でバナナの皮をむき出すと、アップ中のMFヤングに手渡した。するとヤングは試合に出場しているロホにバナナを渡し、ロホはバナナを食べながらプレーを続行する珍しいシーンが起きた。

 モウリーニョ監督は試合後に「月曜日に10人でプレーし、今日も試合をすることは難しい」とコメント。13日に行われたFA杯チェルシー戦(0-1で敗退)で前半に退場者を出して、数的不利の10人で多くの時間を戦ってからの中2日の試合に苦言。ロホがバナナを食べたことについて「選手がバナナを欲していたんだ。笑うところではない。体力の限界にきた選手をリスペクトしている」と、エネルギー補強目的で渡したことを話し、過密日程で戦う選手を気遣った。