レアル・マドリード(スペイン)は2-1でプルゼニ(チェコ)を下した。

自身の去就がかかる一戦にロペテギ監督は右サイドバックに攻撃的なルーカス・バスケスを起用。本職の選手よりも守備力で劣ることは明確なことから、プルゼニに同サイドを集中的に攻められた。だが、前半11分、そのバスケスが高速の右クロスを上げ、ファーサイドにいたベンゼマがヘディングで先制点を突き刺した。

追加点は途中出場のバルベルデから生まれた。ペナルティーエリア内にいるベールにボールを当て、ベールはヒールで走り込んだマルセロに出してフリーに。シュートコースを狭めようと飛び込むGKをあざ笑うかのようにマルセロはループシュートでネットを揺らす。

このまま終わればよかったレアルだが、後半33分に中央をワンツーで突破されて失点。終了間際に負傷したマルセロが退場するアクシデントがあったが、なんとか逃げ切った。だが、試合終了の笛とともにスタンドからはブーイングが鳴り響いていた。