レアル・マドリードは17日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦でマンチェスター・シティーとアウェーで対戦し、PK戦の末に勝利し、準々決勝進出を決めた。

この熱戦後、レアル・マドリードでカルロ・アンチェロッティ監督のアシスタントコーチを務める息子ダビデ・アンチェロッティ(34)が、PK戦のキッカー5人を選んだ理由をスペイン紙ムンド・デポルティボが伝えた。

「残り4、5分前になった時にPK戦のキッカーについて考え始めた。ジュード(ベリンガム)やルカ(モドリッチ)はいいキッカーだし、ルーカス(バスケス)もとてもいい。ナチョには経験や意志の強さがあり、アントニオ(リュディガー)は度胸のある選手だ」

「フェデリコ(バルベルデ)が5番手を務める予定だったが、彼はとても疲れていて、本当に死んでいると言っていたので、リュディガーに蹴らせることにした。PK戦のキッカ決定はコーチングスタッフに任されている」

またカルロ・アンチェロッティ監督が試合後、同胞の相手GKのエデルソンが自分のことをよく知っているという理由で、ミリトンからキッカーに選ばないようにお願いされたことを明かしていた。(高橋智行通信員)