陸上南部記念は10日、札幌市の厚別公園競技場で行われ、男子3段跳びで参加標準記録16メートル85を突破している山下航平(21=筑波大)が、リオ五輪代表の長谷川、6月の日本選手権優勝の山本を抑えて16メートル18で優勝した。

 日本選手権は3本目に着地地点よりも後方から砂場を出るまさかの“4歩目”で記録なしに終わっている。この日、ラストアピールとなる優勝を果たしたが「五輪を期待する気持ちと厳しいかなという思いと半々です」と複雑な表情だった。リレーメンバーなどを含めた追加の五輪代表は13日に発表される見通し。