スタンドにはDF植田の両親が駆けつけた。

 熊本からUAEのドバイ経由で駆けつけ、父太実男さん、母俊子さん、祖母エイ子さん、日系ブラジル人の親戚サド・ヒロミさんと知人の5人で、熊本地震の復興も願いながら応援した。俊子さんは息子が五輪の舞台に立ったことに「鳥肌が立った」と感激したが、まさかの5失点。植田も取材エリアを無言で通るなど悔しい結果だった。