井口佳典(40=三重)が執念の2コースツケマイで白井英治(41=山口)を引き波にはめ、握ったスーパーエース47号機の岡崎恭裕(31=福岡)の攻めもブロックして勝利。12年7月尼崎オーシャンC以来、通算6回目のSG制覇を成し遂げた。

 この後、6月の徳山グラチャンはF休み。さらにG1復帰は秋以降と、賞金争いで早くもピンチの状態で参戦した井口。賞金3500万円を獲得して、年末のグランプリ出場へしっかりと前進した。

 進入は123・456。不安定な風が舞う中、スリットはスロー3艇がしっかりと踏み込んだ。白井もコンマ14と隊形は決して悪くなかったが、2コース井口が岡崎の内から意表のツケマイ。まさかの奇襲を食らった白井は引き波にはまり、空いた1Mの懐を差し伸びた瓜生正義(42=福岡)が2着。混戦の3着争いは峰竜太(32=佐賀)が道中で競り勝った。

 払戻金は2連単(2)-(4)で4910円、3連単は(2)(4)(6)で2万5140円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)