パテックがチョコっと抜け出す/東京11R
<高木一成の読み切った!!:バレンタインS>
バレンタインSは混戦必至。勝敗の決め手は勝負根性とみる高木一成「読み切った」は、ピサノパテックに◎。成績にムラはあるが競り合いには強いタイプ。横一線に並んだ直線のたたき合いから“チョコ”っと抜け出す。
抜けた馬がおらず混戦模様。ゴール前は数頭一団の際どい争いになりそうだ。そんな時こそ、競ったレースでしぶといピサノパテックが上位に顔を出す。全6勝のうち4勝がタイム差なしの接戦。圧勝は少ないが、頭、首などのわずかな差をものにしてきた。2着が10回あるのも取りこぼしの多さと取るよりも、際どい争いに持ち込んだ結果とみるべきだろう。
2、3走前は伸びを欠いたが、大外を回る形になったのが響いた。昨夏のUHB杯を勝った時、横山典騎手は「ちょっと散漫な面もあるので短い距離は合う」と話していたが、その時は最内を縫うようにさばいての勝利。タイム差なしの4着だった前走京洛Sも、外から馬体をかぶせてきた馬と一緒に伸びてきた。競った形の方が最後まで集中して力を出し切るということ。最近はスタートがひと息だが、この枠なら極端に置かれず、うまく内で脚をためる形に持ち込める。パテックとのコンビで7戦3勝と好相性の横山典騎手が、馬群をさばいて接戦をものにする。
安定感抜群のヤマニンエマイユが強敵だ。昨夏から休みなく使われているが、今週の坂路でいっぱいに追われており疲れは心配無用だろう。1400メートルのオープン特別で2勝と、距離はぴったり。引き続き53キロの軽ハンデなら大崩れは考えづらい。
調教師試験に合格し、ラストランまであとわずかとなった角田騎手が乗るアントニオバローズも怖い1頭。昨秋の神戸新聞杯、菊花賞の失速は、のどの病気の影響もあり仕方ない。シンザン記念勝ちの実績からも、一気の距離短縮がプラスに出てもおかしくない。馬単(5)=(10)、(5)=(8)、(5)(13)、(5)(7)、(5)(12)、(5)(14)。
[2010年2月13日8時12分 紙面から]
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