全国高校サッカー選手権は30日に開幕する。1月2日に初戦(境戦)を迎える藤枝東は29日、御殿場・時之栖で県内最後の練習を行った。当初は東北(宮城)と練習試合の予定だったが、相手にケガ人が出たため急きょ中止。40分間の紅白戦などで汗を流した。大石和孝監督(51)は「体調を整えるには(中止で)良かった」と突然の変更も意に介さず、課題のサイド練習を重点的に行った。

 離脱組も戻った。腸炎で9日間も入院していた快足FW石垣力哉(2年)がこの日、練習に合流した。全国大会からメンバーに入った石垣は、チーム最速50メートル6秒0の秘密兵器。体力こそ落ちたが「期待は最後の5分だし、もともと体力はないし」と大石監督。石垣も「間に合って良かった」と話した。右太もも痛で27日の作陽戦を欠場したDF増田有岐(3年)も復帰。MF小林勇輝主将(3年)は「みんなが復帰すれば、チームとしていける」と手応えを感じていた。