15日、63歳の誕生日を迎えた日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督が、報道陣から誕生日ケーキを贈られ感激の面持ちだった。

 代表選手の体脂肪率を徹底チェックし、神経をとがらせているハリルホジッチ監督はプレゼントされたケーキにかぶりつくことはなかった。大喜びしていたが、報道陣の求めに応じようやく手をつけた際には右手中指先のクリームをなめただけだった。「カロリーを摂取してしまった。今日はランニングで55分走ったが、明日はもっとやらなきゃならない」。たったひとなめで、走行距離を増やし計算外のカロリーを消費するプランを口にした。この日の昼には母国ボスニア・ヘルツェゴビナ駐日大使、高円宮妃殿下、大仁会長と会食もしていただけに体脂肪率が気になったのだろうか…。いずれにしてもこの徹底ぶり。“ウサ~ミ、こうやって節制するんだ”といわんばかり? の行動だった。