日本サッカー協会は24日、各日本代表の来年の活動予定を発表し、男子は6月に5年ぶりとなるキリンカップを行い、9月からのワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨むことになった。東京都内での記者会見でハリルホジッチ監督は「2015年は成功したが、まだ第1段階にすぎない。選手への要求は厳しくなる」と話した。

 日本は首位に立つW杯アジア2次予選E組で3月24日にアフガニスタン、29日にシリアと対戦。2次予選を突破すれば、9月から11月に最終予選5試合を戦う。愛知県豊田市と大阪府吹田市で行われるキリンカップは、4チームのトーナメントで実施する。日本以外の参加国は未定。

 リオデジャネイロ五輪を目指す男子のU-23(23歳以下)代表は出場3枠を懸け、1月12日からカタールで行われる五輪最終予選を兼ねたU-23アジア選手権に臨む。女子は2月29日から大阪市で開催される五輪最終予選で、出場2枠を争う。

 男子のU-19(19歳以下)代表は10月にバーレーン、U-16(16歳以下)代表は9月からインドで行われるアジア選手権で、それぞれ年代別のW杯出場を目指す。