日本代表は27日、W杯ロシア大会アジア2次予選シリア戦(29日)に向けて、試合会場の埼玉スタジアムで調整を行った。

 日本代表MF香川真司(27=ドルトムント)が、代表の中心の座を守り抜く。24日のアフガニスタン戦では“代役”のMF清武がトップ下で大活躍。1ゴール2アシストなど、4得点に絡んだ。香川は「プレーの内容も良かった。参考になる部分もあるし、何より結果は大事。刺激になります」と素直に認めた。

 シリア戦では先発出場が濃厚。あらためて存在感を示す機会を前に「自分にとっても結果は大事」と意気込む。

 先代の背番号10、中村俊輔の代表通算得点「24」にあと1点に迫るが、5試合足踏みが続いている。「チームのために動いていれば、自然とそういう結果もついてくると思います」と久々の得点へも意欲を見せた。「年齢的にも、経験を生かしてチームのためにできることが、もっとたくさんある。そういうことにも向き合わないといけない」と自覚も示した。