U-23(23歳以下)日本代表がリオデジャネイロ五輪で活用する、24歳以上のオーバーエージ(OA)枠の有力候補に浦和FW興梠慎三(29)が挙がっていることが20日、分かった。

 日本協会関係者によると、既に打診が判明した川崎FのFW大久保嘉人(33)と並ぶリストの最上位に名前があるという。

 浦和のエース興梠は昨季まで4年連続2ケタ得点を記録。今季もJ1得点ランクで大久保に次ぐ日本人2位タイの6得点を挙げている。

 ◆興梠慎三 こうろき・しんぞう。1986年(昭61)7月31日、宮崎県生まれ。鵬翔高から05年に鹿島入団。08年から先発に定着し、同年10月のUAE戦で日本代表デビュー。13年に浦和に移籍。1トップとして開花し、15年にはハリルホジッチ監督に評価されて4年ぶり代表復帰。国際Aマッチ16試合無得点。175センチ、72キロ。血液型O。家族は夫人と1女