なでしこジャパンの佐々木則夫監督(53)が29日、山形県天童市で講演し、来年のロンドン五輪へ向け「横綱相撲で金メダルを取れるよう頑張りたい」と力強く宣言した。

 同監督は優勝した女子W杯について「まだまだサッカーの質で勝ったとは思っていない」と、さらなる実力向上の必要性を強調。本番に向けた選手選考には「元代表選手も含め、50人ぐらいからコンディションなどを見て30人、20人と絞っていく」との考えを披露した。

 目標設定の重要性などを語る一方、「みなさんのお子さんたちにもサッカーをやらせてください。脚は太くなりません」とユーモアを交え、約700人の来場者の笑いを何度も誘っていた。