<国際親善試合:日本6-0ホンジュラス>◇14日◇豊田ス

 FW本田圭佑(28=ACミラン)は、1得点2アシストの活躍で勝利に貢献した。

 1点リードの前半41分、MF長谷部のクリアボールに、すかさず反応した。ドリブルでゴール前に持ち上がり、相手GKとの1対1を冷静にゴール左端に決めた。直後の同44分には、MF遠藤の追加点をアシスト。後半2分にはMF乾の得点も右クロスでアシストした。

 後半33分、MF長谷部が交代して退いてからは、キャプテンマークを巻いてプレーした。「立ち上がり、入り方が良かった。セットプレーで先制点が取れて、チームがリラックスできた。あの1点があったかなかったかで、違う結果になっていたかどうかというくらい」と振り返った。

 攻撃に積極的にからんでいたことについては「(内田)篤人としっかり連係とりながら、非常に攻撃的に行かせてもらえた。無駄な戻りよりも、前にいていいよ、ということで。攻撃に専念してもいいよと」。

 前半41分の得点シーンについては「(ポジションが)5メートル後ろでも、あのタイミングでは間に合わなかった。(長谷部が)クリアする瞬間には動いていたので、タイミングはよかった」と話した。

 DF内田も何度も右サイドをオーバーラップしていた。「3回くらい走ってくれていたけど、使わなかった。何か後でフォローしておきます」と少し笑みを見せた。

 来年1月のアジア杯に向けては「続けることだと思う。代表というのはそういう集まり。緊張感がないといけない。再スタートとというか、気を引きしめて次の試合に向けてしっかり準備したい。がんばります」と意気込んだ。