名古屋の日本代表DF田中マルクス闘莉王(29)が15日、愛知・豊田市内でのチーム練習に合流した。14日の帰国の際には「完全燃焼した。これからどういう気持ちでやれるか、しっかり考えたい」と燃え尽き症候群のような発言をしたが、練習前にストイコビッチ監督(45)と会談し「いろんな経験をもとに力強いメッセージをもらった」と気持ちを新たにした。

 同監督も「W杯で高レベルの戦いをして敗れ、ある程度の落胆もある。でも彼はプロだしやるべき事は分かっている。(話し合って)すべてOKという感じを受けた」。17日の大宮戦の出場については、16日の練習を見て結論を出す。