サッカー日本代表が1日、14年W杯ブラジル大会アジア最終予選初戦のオマーン戦(3日、埼玉)に向け、約1時間半練習した。埼玉県内のグラウンドで、冒頭15分間、フットバレーなどウオーミングアップを報道陣に公開した後、非公開でミニゲームなどの戦術確認を行った。

 アルベルト・ザッケローニ監督(59)が選手に「雷」を落とした翌日に、豪雨と雷、地震に見舞われた。この日の練習開始直前から空が暗くなり、一気に強い雨が降り始めると、遠くに激しい稲光が走った。さらに練習後に茨城県南部を震源とする震度4の地震まで発生した。

 前日31日の練習試合ではFW清武に「雷」を落とした指揮官も、この日の自然現象には驚いた表情を浮かべた。天候次第では練習中止の準備もしていたが、雷雲が接近せずに土砂降りの中、全メニューを消化。だが、今度は選手の取材対応の時間に地面が揺れた。

 6月のW杯最終予選3試合に向けた3週間の合宿中だけに、宿舎に「缶詰め状態」で厳しい練習を積む選手間には不満の声も出始めていた。ただ、前夜に主将MF長谷部が「少し監督と話をした」ことで、この日の練習は31日の2時間半から1時間半に時短。長谷部も「監督は選手の気持ちを感じ取ってくれた」と指揮官の判断を歓迎した。

 雷雨を「雷鳴ったでしょ」と苦笑いで振り返ったり、予想外の地震発生時には「揺れてるよ…」と驚く選手も多かったが、3日のオマーン戦まで残り2日。ザックのアメとムチはチームに好影響を与えるか?