日本代表のFW久保裕也(22=ヤングボーイズ)が先制ゴールを挙げた。前半26分、FW鈴木武蔵(21=新潟)が一瞬のギアチェンジで左サイドを突破した。ゴール前までドリブルで持ち運び、中央にグラウンダーでパス。絶妙なタイミングで走り込んだ久保が「武蔵から来ると思った。いいボールが来たので、合わせるだけでした」とスライディングしながら右足で押し込んだ。

 勝てば五輪出場決定の大一番で、価値ある先制ゴールをマーク。試合後は「絶対にあと1勝して、アジアのチャンピオンになって(日本に)帰りたい」と力強く宣言した。