健太G大阪、連覇へ1S勝ち点35が目標
3冠監督による頂点への道しるべだ。G大阪長谷川健太監督(49)が18日、万博練習場での練習前、クラブハウスに全選手を集めた。前日17日にACL初戦の相手が広州富力(中国)に決まり、緊急ミーティング。J1連覇とACL制覇に向け、1年間の目標数値を伝えた。
今季から2ステージ制のリーグでは、各ステージ17試合で勝ち点35ずつ。年間の得点数は65、失点数は1試合平均1失点もできない30。「そこを目指して戦って行けたら」。さらに1ステージ17試合を6、6、5試合と3つに分け、それぞれ勝ち点12、12、11ずつを奪っていく。短期間の目標も定め、1つずつクリアしていくのが健太流だ。
目標が定まり、各ポジションでスイッチが入った。FW宇佐美は「(自分の)ノルマは20得点ぐらいなんじゃないか」とキッパリ。DF丹羽は「監督の1年間やれ、っていうメッセージ。無失点が基準。出された数字なんでやるしかない」と、闘志にあふれていた。
24日に初戦を迎えるACLでも1次リーグ6試合で勝ち点12を突破ラインにした。「ホーム3試合で3ずつ取れれば」。黄金時代再来へ。あとは頼れる指揮官が敷いたレールに沿って、突き進むだけだ。【小杉舞】
◆過去の年間王者の成績 1チーム年間34試合制が定着した05年以降、年間王者の平均勝ち点はおよそ67。過去最多は72で、06年の浦和、07年の鹿島、10年の名古屋、11年の柏と4チームが記録し、最少は05年のG大阪の60。勝ち点70を獲得できれば、年間勝ち点1位となる可能性は高いといえる。勝ち点70以上で優勝を逃したケースは、同70で2位だった07年の浦和、同71で2位に終わった11年の名古屋、同70で3位だった11年のG大阪と3例あるが、いずれも今季から導入されるチャンピオンシップへの出場圏内となる年間勝ち点3位以上だった。得点65、失点30の得失点差35となれば、優勝した06年の浦和の得失点差39(得点67、失点28)に次ぐ好記録となる。
[2015年2月19日7時27分 紙面から]
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