松本鉄戸、後半ロスタイム左足で決勝弾

　松本は２１日、日産スタジアムで、横浜とプレシーズンマッチ「ＡＥＤ（自動体外式除細動器）普及マッチ」を行い、１－０で勝利した。

　後半ロスタイム、４人目の交代枠で途中出場したＦＷ鉄戸裕史（３２）が、相手ＤＦのこぼれ球に反応して、左足で決勝弾を決めた。「後半は、強みを出せたと思う。厳しい時間帯にフレッシュな自分が入ったので、結果を残したかった。まずは先発の１１人がいいプレーをして、最後ポロっと点がとれた」と笑顔で話した。

　キャンプで取り組んできた守備では、体を張って無得点に抑えた。反町康治監督も「大原則はできていたことは、まず良かった。Ｊ１を見据えると守備が大事になる。時間をかけてやってきて、選手もできるようになってきた」と手応えをつかんでいた。

　反町監督は、試合後の会見冒頭で「ボンジュール（こんにちは）」とフランス語であいさつ。最後には「メルシーボクー（ありがとう）」と、横浜のフランス人監督モンバエルツ氏を意識していた。

　［2015年2月21日22時50分］