J2札幌がドイツ1部シュツットガルトとクラブ間提携を結ぶことが8日、濃厚となった。同クラブ国際事業部統括で元浦和監督のギド・ブッフバルト氏(54)が、札幌宮の沢のクラブハウスとグラウンドを視察。クラブ事務所で野々村芳和社長(42)、三上大勝GM(43)と提携に向けた初交渉を行った。

 MF小野伸二(35)がドイツクラブとの提携構想を歓迎した。この日は、浦和で監督だったブッフバルト氏と、昨年7月の元浦和MF山田暢久氏の引退試合以来、9カ月ぶりに再会した。ドイツでは、08年から3シーズン、ボーフムでプレー。同氏とも連絡を取り合っていたという。「(シュツットガルトと)いい関係が築けたら、若い選手にはいい刺激になるのでは」と話した。