仙台のMF杉浦恭平(26)が今日14日の天皇杯3回戦ホーム大宮戦に先発出場する。今季は6月3日のナビスコ杯川崎F戦を最後に公式戦出場から遠ざかるが、右サイドハーフで約4カ月ぶりにスタメンに名を連ねる見込み。渡辺監督も「恭平はいま一皮むけて春先とは見違える姿。良いものを見せてくれると思います」と期待を込めて送り出す。

 仙台スタイルにようやく「合ってきた」と、杉浦ははにかむ。前所属の神戸は前線からプレスをかける守備スタイルであるのに対して、仙台では「待つ守備」が基本。自身の特徴である前線への飛び出しやクロス供給の前に、「守備で迷いがあり、攻撃でも表現できなかった」という。ポジションを奪えず「正直、悔しい時期もあったし、悩んだ時もあった」。

 それでも「こういう年もあると自分に言い聞かせ、必死に毎日やってきた」。新天地でもがく中、手を差し伸べてくれたDF村上やDF上本ら「周りの人たちにも助けられて今がある」と感謝の思いもある。「あとは試合に出て成長を示していくだけ」と話した。【成田光季】