神戸のネルシーニョ監督(65)が来季も続投する。

 5日、池田敦司社長(58)が「もちろん代えようとは思っていない。今年はまだ天皇杯が残っているが、来年もタイトルを目指してほしい」とJ1優勝の経験を持つ手腕に来季も託すことを明らかにした。

 今季はクラブ創設20周年でクラブ史上初のタイトル獲得を目指したが、リーグでは現在年間14位と低迷。故障者が続出し、前節10月24日の山形戦で何とか残留を決めた。それでも天皇杯は16強に進出しており、ナビスコ杯ではクラブ史上最高の4強に導いたことが評価されている。