38歳のアルゼンチン代表FWメッシ(マイアミ)がW杯最年長ハットトリックを達成した同じ日、20代の世界的なストライカー2人も競い合うように2ゴールを挙げた。フランス代表FWエムバペ(27=レアル・マドリード)とノルウェー代表FWハーランド(25=マンチェスター・シティー)。スペインリーグとイングランド・プレミアリーグの今季得点王がW杯初戦からエンジン全開だ。

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初めてW杯のピッチに立った「怪物」が強烈なインパクトを残した。前半の2ゴールでノルウェーを勝利に導いたハーランドは「緊張したし、得点への重圧もあった。完璧とは言えない内容でも、4-1で勝てたことは非常に大きい」。大会注目の点取り屋が、あいさつ代わりの2ゴールだ。

スイッチが入ったのは前半の飲水タイム明け。前半29分、左からの低いクロスに猛然と滑り込んで先制した。1-1とされた後の同43分にはボールを持つDFのパスコースを限定しながらプレスを仕掛けると、その迫力に圧倒されたDFのGKへの中途半端なバックパスに詰めて勝ち越し点を奪った。エースはしてやったりの表情。「最初のゴールも良かったし、2点目はさらに良かった」と振り返った。

元ノルウェー代表の父と陸上選手だった母を持ち、身体能力の高さを生かして10代から活躍。19年のU-20(20歳以下)W杯では1試合9ゴールの離れ業をやってのけたこともある。だが、A代表では主要国際大会での活躍は限られ、前回の22年カタール大会では負傷もあってチームは予選敗退。25歳でたどり着いた舞台で、国民の期待を一身に背負うエースは「重圧はあるが、それも楽しんでいる」と実感を込めた。

【動画】怪物ハーランドの先制ゴール!