元なでしこジャパンのコノミヤ高槻FW丸山桂里奈(33)が1日、大阪開催最終戦(高槻・萩谷)を勝利で飾った。

 前日9月30日に今季限りの現役引退を表明し、岡山湯郷戦にボランチでフル出場。2-0で退け9位に浮上し「勝てて良かった。一番は残留」と自動降格圏脱出を喜んだ。残り3試合を残すが、ホーム扱いの23日INAC神戸戦は鳴門大塚が会場。地元の声援を受け「すがすがしい気持ち」と言い切った。

 11年W杯ドイツ大会では準々決勝ドイツ戦で決勝ゴールを挙げ初優勝に貢献。だが同年9月に右膝を負傷し「練習する中でひどくなった」と引退を決めた。所属するホリプロでタレント活動を行い、女子サッカー普及に貢献していく予定だ。