J2ジェフユナイテッド市原・千葉(千葉)は10日、Jリーグのクラブを契約満了となった選手を対象にした「JPFAトライアウト」の試合中に負傷したGK相沢ピーターコアミ(20)について、「中心性脊髄損傷」の診断が出たと発表した。全治未定で入院している。

相沢は9日にプレー中、相手選手の膝が顔面を直撃。起き上がることができず、救急車で千葉市内の病院に搬送され、精密検査を受けていた。

相沢は東京都出身で、ガーナ人の父と日本人の母を持つ。新潟・日本文理高時代に高い身体能力を生かし、FWからGKに転向。193センチの長身でU-18(18歳以下)日本代表歴があり、2019年に千葉へ入団。ケガにも苦しみトップチームでの出場機会はなく、プロ3年目の今季終了後に契約満了が発表されていました。