Jリーグは22日、17日の浦和-G大阪戦(埼玉)でのサポーターによるトラブル、鹿島選手の酒気帯び運転など一連の不祥事を受け、都内で緊急J1、J2合同実行委員会を開催した。

 鬼武健二チェアマン(68)は「Jリーグ存亡の危機」と発言。飲酒運転などの法令違反、スタジアムでのトラブル、さらに審判への悪態や異議について、6月末までにJリーグ規約に内規として罰則を明文化する方針を示した。スタジアムでのトラブルについては、これまでJリーグではなかった無観客試合や勝ち点のはく奪など厳しく対処する方針。また、審判に対する監督を含むスタッフ、選手の悪態や暴言などは、罰金などこれまで以上に厳しく対応していく意向を示した。