サッカーのJ2東京Vは30日、元日本代表MF福西崇史(32)の現役引退を発表した。福西は「14年間のプロ生活にピリオドを打つことを決意した。今までの経験を生かし、日本サッカー界に恩返ししたい」とクラブを通じてコメントした。今後については未定。

 福西は1995年に愛媛・新居浜工高から磐田入りし、主に守備的MFで主力として活躍。得点力も高く、2002年は第1、2ステージを制する完全優勝に貢献した。

 日本代表では02、06年のW杯に出場するなど、国際Aマッチ64試合で7得点をマーク。07年に東京、昨季は東京Vでプレーし、J1通算は349試合で62得点。ベストイレブンに4度選出された。