<J1:東京1-1鹿島>◇第6節◇10日◇味スタ

 鹿島DF内田篤人(22)が右足内転筋を抱えながら、90分間をフル出場した。序盤から東京の猛攻にさらされ、先制点を許す苦しい展開となったが、終始落ち着いたプレーで攻守に貢献。カウンターから長距離をランニングし、ゴールに絡むシーンも演出した。7日の日本-セルビア戦を欠場したものの、懸命の治療の甲斐もあって中2日のこの日の一戦には強行出場。結果は引き分けに終わったため、笑顔はなかったが「足の痛み?試合に出ている以上、それは言えないから」と責任感を示した。