3年ぶりに日本で開催されるトヨタ・クラブW杯の組み合わせ抽選会が17日、名古屋市内で行われた。

 開催国枠として出場するJリーグ王者は既に対戦が決まっていた12月8日の開幕戦(豊田ス)でオセアニア代表のオークランド(ニュージーランド)に勝てば、同11日の準々決勝で北中米カリブ海王者のモンテレイ(メキシコ)と対戦(豊田ス)することが決まった。

 モンテレイにも勝てば、14日の準決勝でブラジルの新星でもある19歳のFWネイマール擁するサントスと激突(豊田ス)する。

 メッシ擁する欧州王者のバルセロナとは別のヤマのため、18日の決勝(横浜)まで進まなければJリーグ王者とメッシとの対戦は実現しない。

 元日本代表で横浜FCのFWカズが、スーツ姿でこの日の抽選会に出席。05年にはシドニーFCのメンバーとしてクラブW杯に出場したカズは「(国同士の)W杯も、クラブW杯も選手の思いは変わらない。日本の願いは上に勝ち進んで、メキシコ、そしてサントスと対戦することだね」と話した。

 クラブW杯に出場するJリーグ王者は、リーグ戦3試合を残して首位柏、2位G大阪、3位名古屋の3クラブに絞られている。