<J1:鹿島1-1磐田>◇17日◇カシマ

 磐田は0-1で迎えた後半33分、途中出場のMFペクのクロスを、入ったばかりのFW金園英学(24)が頭で合わせ同点に追いついた。

 金園は投入後のファーストタッチで同点ゴールを決めた。「ボールに吸い寄せられた感じだった」。

 関塚監督は「後半の勝負どころでベンチの指示が届きやすいように」と、コイントスで通常とは逆のエンドを選んでいた。この作戦が功を奏し、守備陣はシュート20本を浴びながらも耐え、アウェーで貴重な勝ち点1。

 関塚監督の指揮で、1勝3分と負けなし。順位も17位から16位に上げ、J2降格圏脱出が近づいてきた。