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浦和闘莉王トップ下で先制アシスト/J1

後半、鹿島MF小笠原(右)を厳しくチェックする浦和MF闘莉王
後半、鹿島MF小笠原(右)を厳しくチェックする浦和MF闘莉王

<J1:浦和2-0鹿島>◇第6節◇13日◇埼玉

 プロ初のトップ下先発となった闘莉王が先制点をアシストし、エンゲルス采配に応えた。エジミウソンの後方で高原と並ぶ位置に入る事実上の3トップ。練習で1度も試したことのない「ぶっつけ本番」布陣だった。前半こそ昨季覇者鹿島に苦しめられたが、紅白戦で一緒に組んでいた永井が入ると、ガラリと好連係を開始。後半4分、鈴木から相手DFの背後を抜けるパスをもらって突破し、永井の得点を導く絶妙な左クロスを出した。

 先月30日の新潟戦からボランチで3試合、この鹿島戦ではトップ下を務め、勝利に直結する得点、アシストを決めてきた。闘将のコンバートをきっかけにチームは4連勝。この日は大一番を制した。新監督の大胆采配を具現化する立役者となった闘莉王は「次はどこで出るのか楽しみだよ」と満面の笑みをみせた。

 闘莉王のトップ下抜てきは、エンゲルス監督が1週間前から考えていた秘策だった。好調な鈴木、細貝のボランチ2人と闘莉王を、中盤より前で同時起用するために迷いなく決断した。「ボクは一番調子の良い選手を出したかった。(鹿島の)青木と岩政はヘッドに強い。闘莉王を前にして(小笠原、大岩を含めた)4人の間でプレーさせたかった」。永井については「後半45分間と決めていた」と話し、持ち前の速さと突破力を生かすため、前半は温存したことを明かした。

 エンゲルス監督のタクトで、アジア王者の誇りと強さがよみがえった。【藤中栄二】

 [2008年4月14日9時11分 紙面から]


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