<J2:広島2-1C大阪>◇第27節◇19日◇長居
北京五輪代表のC大阪MF香川真司(19)が、悔し涙を流した。五輪前最後の出場となった試合は、首位広島に1-2の逆転負け。後半18分には代表から落選したライバルの広島MF柏木陽介(20)にボールを奪われ、痛恨の決勝弾を浴びた。19歳の期待の星は自らの力不足と、チームへの申し訳なさから試合後に泣いた。
香川は、あふれ出す感情を抑えることができなくなった。五輪前最後の出場となったリーグ戦で、力不足を痛感し、泣いた。後半18分に柏木にボールを奪われ、決勝点を許した。「自分のせいで最後の失点をしてしまった。僕のせいで負けたんです。足りないものがあるし、まだまだ甘い」。
勝利で旅立つ心づもりだった。だが逆にJ1自動昇格圏から陥落。五輪期間中は最大4試合を欠場する。「僕はもう、死ぬ気でやるしかない。みんなをガッカリさせてしまうプレーは、もうできない」。
初戦の米国戦(8月7日)は18日後に迫る。16日には練習後に神戸-横浜戦を観戦。04年アテネ五輪で3戦2発と爆発した神戸FW大久保に電話をかけ、五輪への心構えも伝授された。オーバーエージ枠での出場を逃した先輩のためにも、1次リーグ敗退はできない。屈辱を糧に、香川は北京へと向かう。



