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浦和FW高原弾も守備崩壊で3失点/J1

前半、ゴールを決める浦和FW高原(撮影・蔦林史峰)
前半、ゴールを決める浦和FW高原(撮影・蔦林史峰)

<J1:川崎F3-1浦和>◇第18節◇21日◇埼玉

 浦和がわずか4日で再び首位から陥落した。ホーム川崎F戦の前半7分、FW高原直泰(29)の約3カ月ぶりのゴールで先制したが、その後は守備が崩壊。1-3で逆転負けした。開幕の横浜戦(3月8日)以来4カ月ぶりに闘莉王が本職のDFに戻ったが、安定感を欠きこれで最近3試合で7失点。次節27日に勝ち点2差で追いかける首位鹿島と対戦する。

 浦和の攻勢は開始15分で止まった。前半7分に高原が10試合ぶりの先制ゴールを決めた後は、運動量と集中力が落ちた。同27分に伊藤をフリーにして同点ゴールを許す。後半21分には一瞬のカウンターで逆転弾を献上。その2分後にも追加点を奪われた。昨季までの「堅守」のイメージはなかった。

 「このサッカーを90分続けるのは無理。無駄に走らされたツケが後半に響いた」。試合後、高原が敗因について切り出した。開始からFW田中達とともに前線で走り回り、プレスをかけた。相手ゴールに近い位置でボールを奪い、素早く攻めた。しかし、豊富な運動量を要求されるこの戦術は、長くは続かなかった。

 守備の主力3人(阿部、堀之内、細貝)を出場停止で欠いたのも響いた。闘莉王が開幕戦以来約4カ月半ぶりにDF復帰したが、連動性を欠いた。前半41分には闘莉王のパスにMF鈴木が気づかず、大ピンチを招くシーンもあった。「勝ったり負けたり安定しない」と闘莉王は首をひねった。

 最近6試合だけで12失点、さらに昨季の敗戦数の4敗を喫した。守備が安定しないため、泥沼からはい上がることができない。「勝つしかないから気持ちは切り替えやすい」とエンゲルス監督。次節の首位鹿島との直接対決が正念場になる。【栗田成芳】

 [2008年7月22日8時53分 紙面から]


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