<J1:名古屋2-0新潟>◇第25節◇20日◇瑞穂陸
名古屋がリーグ5連勝を飾り首位をキープした。後半3分にMF小川佳純(24)が右足で2試合連続となるゴールを決めて先制。終了間際には小川のアシストでFW杉本恵太(26)がダメ押しゴール。2-0完封勝利で勝ち点を「48」に伸ばした。悲願の初Vに向けた「10番勝負」の初戦を取った。次節は23日、「中2日」でアウェー・フクアリに乗り込み、千葉と対戦する。
また小川だ。ゴール前でどうしても欲しい1点を奪ったのは、G大阪戦に続き、ピクシー名古屋の象徴ともいえる背番号29だった。
引いて守る新潟の粘り強い守備に苦しんでいた後半3分。ゴール前中央で相手と競り合いながら、自慢の右足を振り抜きネットを揺らした。
両手を突き上げ、歓喜のポーズ。いつもより喜びのアクションは大きかった。無理もない。これが待望のホーム瑞穂陸での初得点。プロ2年目。「ホーム」でのゴールはあるが会場は瑞穂球と豊田スだった。最も使用頻度の高い“我が家”で待ちに待った得点。サポーターは「オ~!!
オ~ガァワ!」と大音量のコールでたたえた。
もはや小川なしで、名古屋の進撃を語ることはできない。2列目右を持ち場としながらこれでリーグ8得点。チームではエースFWヨンセンの10得点に迫る2位。他クラブでは日本代表のエース格でもある神戸FW大久保と並ぶゴール数で日本人トップも狙える位置につけた。
この日も序盤、左サイドのMFマギヌンの位置取りが悪く攻撃に手詰まり感の漂った前半34分にストイコビッチ監督は小川とマギヌンの両翼の位置取りチェンジを指示。この指示1つにも、指揮官の絶大な信頼が見て取れる。
悲願の初Vに向けて大事な試合が続く9月だが、コンディション面について小川は「不安な要素はない」と頼もしいコメントを残し「順位は意識しないで自分たちの戦いを90分間続けたい」と話していた。終了間際にはFW杉本のダメ押し点をアシスト。1ゴール&1アシストの大活躍だった。
ここ4戦勝ちなし(2分け2敗)と相性の悪かった新潟に快勝してリーグ5連勝。首位キープしてVへ1歩前進した。殊勲の小川は「これまで瑞穂陸ではチャンスがあったけどなかなか決められなかったので、決められて良かった。これからも1試合1試合100%の力で戦う」と力強く話した。



