<J1:神戸1-0大分>◇第30節◇25日◇ホムスタ
この悔しさ、国立では味わわない-。大分が、ナビスコ杯決勝(11月1日)前最後の公式戦で神戸に0-1敗退。日本代表帰りのDF森重を故障で欠いた守備陣が奮闘を続けていたが、後半36分にカウンターから喫した日本代表FW大久保の一撃だけで沈んだ。「後半はうちのペースだったが、やってはいけない点をやってしまった」とMF高橋。後半21分からMF家長を投入し、3-6-1のシステムで攻撃のリズムをつくり出した後の失点を悔やんだ。
神戸を無失点に封じ「カメナチオ」の肩書を引っ提げて国立に向かうはずだった。森重に代わってリベロに入ったDF上本が立ち上がりから大久保の飛び出しを徹底マーク。中盤でMFエジミウソン、ホベルトのつぶしも効いていただけに、シャムスカ監督も「崩されたという考えはない」と振り返るしかなかった。
だが、優勝戦線に生き残る上では痛恨の1敗。ナビスコ杯に弾みをつけることもできなかった。MF鈴木は「どっちに(結果が)転がってもおかしくない紙一重の勝負だったが、自分たちで勝ち点3をつかみ取らないといけない試合。ナビスコ杯への教訓になったはず」と、自らは出場停止のナビスコ杯決勝への課題に位置づけた。
28日からは、初タイトルを狙うナビスコ杯に向けた調整が始まる。「今日も悔しいが、ナビスコ杯に負けたら今日以上に悔しい思いをする。(決勝後に)悔しい思いをしたくない」とDF藤田。リーグの優勝争いから1歩後退した大分イレブンが、この悔しさをナビスコ杯制覇できっちり晴らしてみせる。【村田義治】




