J1磐田のGK八田直樹(23)が、次節名古屋戦(25日、豊田)での「完封勝利」を宣言した。20日の練習では、名古屋の194センチFWケネディ対策として、森下申GKコーチから「足をもっと動かせ!」と「制空権確保」のアドバイスを受けた。八田は「(ジャンプするために)構えられるよう、足を動かさないといけない。(相手が)いくら高いと言っても、ジャンプできればボールに触れる」。オーストラリア代表封じに自信を見せた。

 名古屋とは、因縁めいた過去もある。三重県の中学3年生の時、名古屋ユースから誘われた。当時の同ユースのコーチに、昨季まで磐田にいた京都DF森下俊と一緒に「プレーを見たい」と言われ、中学のグラウンドで待っていたが、当日になってドタキャンを食らった。それでも、八田は「何も思いませんよ。何か用事があったのかもしれないし…。どちらにしても、名古屋には行ってなかったと思いますから」と、この日は大人の対応を見せた。

 A契約条件である出場時間450分をクリアし、クラブ側は契約延長も含め、契約を見直す作業をしている。前節の鹿島戦で初めて無失点に抑えたが、結果は無念のスコアレスドロー。「完封しても勝たないともの足りない」(八田)。堂々の完封勝利を約束した。【栗田成芳】