コンサドーレ札幌のMF西大伍(22)が、J1新潟へ期限付き移籍することが16日、両クラブから発表された。期間は10年2月1日から11年1月31日の1年間。西はこの日、札幌のクラブ事務所で会見に臨み「自分の成長のためなのはもちろん、このチームの未来も考えた結果。決断が正しかったと思えるように頑張りたい」と決意を口にした。

 U-15、U-18と歩んできた生え抜き。「このチームが大好きだし、すごく悩んだ」。ただ「来季はJ1でやる」という自身の青写真は以前から描いていた。「このチームで昇格して、来季J1でやるのが一番だった」。その目標はかなわず、より高いレベルに身を置くことを決断した。

 MF登録もFW、DFとGK以外はどこでもできる。新潟強化部からは「サイドバックができることもオファーの要因」と伝えられたように、万能さを武器に新天地に乗り込む。「いろんなポジションができるのが良さだと、自分でも思っている。その良さを出せればいい」と定位置取りを最優先に置く。

 11月に左足関節遊離体の切除手術を行い現在リハビリ中も、「可動域は多少狭いが、やろうと思えばサッカーができる状態」と話すように、順調に回復している。「J1は見てる人も多い。目標の日本代表になるためにもアピールしたい」。札幌で支えてくれた人々に恩返しするためにも、そう誓った。【砂田秀人】