<J1:鹿島2-2新潟>◇第15節◇27日◇カシマ

 鹿島はホームで新潟と対戦し、先制点を奪われる苦しい展開ながら一時は逆転。結局引き分けに終わり、勝ち点1をなんとか手にして首位を守った。

 2年目のFW大迫勇也(20)がリーグ戦4カ月ぶりのゴールで貴重な勝ち点1獲得に貢献した。1-1で迎えた後半29分、MF本山のスルーパスに反応してオフサイドぎりぎりで飛び出すと、相手GKの動きを見切り、確実に左足で逆転ゴールを流し込んだ。その後同点に追いつかれたこともあり、3月20日の大宮戦以来の今季2点目に「長かったです。でも、本当なら点を取って勝てればよかった」と複雑な胸中を表していた。