<天皇杯:C大阪7-0富山新庄ク>◇2回戦◇5日◇金鳥スタ

 “浪速のドラゴン”が、鮮烈デビューだ。7-0と圧勝したC大阪では、新人のU-20(20歳以下)日本代表のFW永井龍(りょう=19)が、公式戦初出場で2得点を決める活躍を見せた。

 19歳のFW永井が、公式戦初出場で2ゴールを決めた。前半41分、MF家長から絶妙のパスをもらい、右足でシュートをたたきこむと、後半38分には頭でねじ込んだ。「最初は力が入っていたけど、家長くんのいいパスを決めることができて、ホッとしました。そこから自信を持ってやれました」と笑みをこぼした。

 世代別日本代表の常連で、ユース時代から注目を集めていた。だが、春先に左太もも裏の肉離れで約4カ月間離脱。ベンチ入りも初めてだったこの日、いきなりの先発で2発を決め、潜在能力をアピールした。4日は日本代表のパラグアイ戦をテレビ観戦。元同僚だった香川のゴールに「一緒にやっていた選手が世界でやれている。自分も不可能じゃない」と、気合が入った。リーグでも2位と好調のチームで、勝利に貢献。名前は龍(りょう)で「浪速のドラゴン」の異名を持つ新星が、秋の起爆剤になりそうだ。