磐田とラグビートップリーグ・ヤマハ発動機の選手やスタッフが、東日本大震災の被災者支援のため19日、ららぽーと磐田で街頭募金活動を行った。クラブは21日まで休日だが、この日はGK川口能活(35)ら「2つのジュビロ」で52人が参加し、約1時間募金を呼びかけた。川口は「みんなの思いは1つだと感じました」と話した。

 その後は、集計作業も選手が行い、約150万円が集まった。原発事故が心配される福島県出身のDF本田慎之介(20)は「(お金が)集まるとか集まらないとかじゃなくて、みんなが協力したいという気持ちでいてくれたのがうれしかった」と感謝した。18日にはU-22日本代表にも初選出され「精いっぱいのプレーをして結果を残してきたい」と被災者を勇気づけることを誓った。今日20日は、浜松駅北口で午後2時から募金活動を行う。